2学期制導入反対について

議員となり最初に取り組んだ課題です。主に訴えてきた内容は「市教委や学校現場から公平な視点で見た2学期制のメリットやデメリットを保護者や市民へ伝えて頂き、急ぐことなく多くの議論をした上で結論を出して頂きたい」でした。
何度も議場や直接担当者と話をしましたが、先の内容は聞き入れてもらえず、2008年4月より中学校において試験的ではありましたが、2学期制がスタートしました。
しかし、そのひと月前の3月13日に教育長が懲戒免職となり、わずか一年で3学期制に戻りました。戻ったことは良かったのですが、生徒を中心に混乱を招いたことは確かで、私も阻止できなかったことに今も反省をしています。
 

周年に向けての提案について
まず、市史を提案しました。市史第1巻は、町から市になった1970年7月1日の市制施行を記念して2年後の10月1日に刊行したもので、内容は市史と言うより町史ではないかと考えたからです。しかし、新たに作って頂きたい市史については市制50周年の時にと提案し、その前の40周年に向けては読みやすいものとし、内容は今まで広報誌に掲載されていた「ふるさと四條畷」の66回分に、市内にある石仏の拓本を加えたものを提案しました。その結果、2010年の市制施行40周年の時に、「ふるさと四條畷」と題した本が、私の提案通りの内容で発刊されました。
 
次に、ご当地ナンバープレートです。当初は周年に関係なく、動く広告塔として提案しました。この件は2期目も続け、途中からは45周年事業の提案に切り替えました。3期目となりますが、2015年の市制施行45周年時に、私の提案通りの内容で完成しました。
開発指導要綱の変更について 

本市内において、大型賃貸物件を建設する場合は、四條畷市開発指導要綱に基づいた設計をしなければなりません。しかし、それに基づけば2人世帯までか4〜6人を対象としたものしか建てられないのです。そこで、少子化の時代に3人世帯を対象とした建物も建てられるよう要望し、その結果、2016年1月1日本市開発指導要綱が改められました。
 
マンション等の駐車場も一般世帯は1戸当り1台、単身者は1戸当り0.3台と決まっています。しかし、高齢化や若者の車離れで駐車場の利用が減りますと管理費が不足し修繕計画が狂うなどの問題が出てきます。そこで、四條畷市開発指導要綱の見直しを今も新たに求めています。